2014/7/19(土) 「レッツゴーデベロッパーX」に参加しました。

詳細はこちら。
http://tohoku-dev.jp/modules/eguide/event.php?eid=263

並列で行われる3つのワークショップが全て魅力的で、
どれに参加するかは本当に迷いました。

  • デザインシンキングワークショップ
  • ぐるぐるDDD×Scrumワークショップ
  • ビジネスモデルキャンバスワークショップ

「BLEから始まるガジェットの世界」

GClueの佐々木さんによるハードウェアとクラウドをつなげる話。

IoT(Internet of Things)

IoTとはインターネットに接続可能なハードウェアの事。

IoTのサービスを作る上で重要なことは、情報をクラウドに上げること。
ハードウェアとスマートフォンとの接続だけだと、あまり価値はない。
情報をクラウドに展開することで、BigDataとなる。
BigDataは解析すれば、対象データの傾向が見えてくる可能性がある。
昔はクラウドサーバを立ち上げるのが凄く大変だったけど、
最近はAWSを使えば簡単にクラウドサーバを用意できる。

デザインシンキングワークショップ「Design Thinkingって何者?」

これまでデザインシンキングを聞いたことがなかったので、
どういうものかを知りたくてワークショップに参加しました。

デザインシンキングの領域

製品を作る上で考えるべき領域は大きく3つ

  • ヒト
  • テクノロジー
  • ビジネス

デザインシンキングは主に「ヒト」に焦点を当てる。
「テクノロジー」に焦点を当てるのは、アジャイル
「ビジネス」に焦点を当てるのは、ビジネスモデルキャンバス等

デザインシンキングのプロセス

以下のループをうまく回す。

  • LOOK
  • THINK
  • DO
LOOK

ターゲットを限定し、その人を観察したり質問しながら、情報を収集する。
分析的にならないように注意する。できる限り、主観的、感覚的な情報を集めるべき。
共感*1できる情報を集められることが望ましい。〈同調*2できる情報ではない〉

THINK

分析した結果から、課題を整理し、解決策を考える。
以下のような解決策を列挙する手法を教わった。

  1. できる限り具体的なペルソナを用意する
  2. [Current]ペルソナの現時点で見えている課題を列挙する。
  3. [Future]ペルソナがなりたい理想的な状況を列挙する。
  4. [Barrier]ペルソナが理想的な状況になるための障害となる事項を列挙する。
  5. [Solution]Barrierで挙げた課題を解決する方法を列挙する。
DO

検討した解決策を実際に見える・触れられる形としてプロトタイプを作成にする。
プロトタイプ作成の注意点として、完成形への近さを目的とするのではなく、
「こんなものが欲しかったよね」という共感を引き出すことを目的とすべき、
というものがあった。

クロージング

各ワークショップでの成果をグループごとにLT形式で発表した。
自グループでは自分が発表したけど、なかなか発表がうまくいかないことが反省点。

おまけ

二次会に参加するまで時間があったので、
ぐるぐるDDDワークショップ担当の原田さん(@haradakiro)によるミニワークショップがあった。
10人ぐらいのグループで名前の50音順にボールを手渡しするゲーム。
その途中で「背の順に回すボール」と「誕生日順に回すボール」が同時に追加されて、
グループ全員てんてこ舞いになった。
マルチタスクの難しさ、効率の悪さを理解するワークとして、
とても共感しやすく、面白かった。

終わりに

ワークショップが多く、とてもためになる一日だった。
デザインシンキングはもっと学びどころがありそうなので、
後で調べてみようかと思います。

*1:例えば、子育てに疲れて眠れない妻に対して「最近ちゃんと眠れてる?」っていうことらしい

*2:例えば、子育てに疲れて眠れない妻に対して「そうだね、俺もだよ」っていうことらしい