詳細はこちら。
http://tohoku-dev.jp/modules/eguide/event.php?eid=263
並列で行われる3つのワークショップが全て魅力的で、
どれに参加するかは本当に迷いました。
- デザインシンキングワークショップ
- ぐるぐるDDD×Scrumワークショップ
- ビジネスモデルキャンバスワークショップ
「BLEから始まるガジェットの世界」
GClueの佐々木さんによるハードウェアとクラウドをつなげる話。
デザインシンキングワークショップ「Design Thinkingって何者?」
これまでデザインシンキングを聞いたことがなかったので、
どういうものかを知りたくてワークショップに参加しました。
デザインシンキングの領域
製品を作る上で考えるべき領域は大きく3つ
- ヒト
- テクノロジー
- ビジネス
デザインシンキングは主に「ヒト」に焦点を当てる。
「テクノロジー」に焦点を当てるのは、アジャイル等
「ビジネス」に焦点を当てるのは、ビジネスモデルキャンバス等
デザインシンキングのプロセス
以下のループをうまく回す。
- LOOK
- THINK
- DO
LOOK
ターゲットを限定し、その人を観察したり質問しながら、情報を収集する。
分析的にならないように注意する。できる限り、主観的、感覚的な情報を集めるべき。
共感*1できる情報を集められることが望ましい。〈同調*2できる情報ではない〉
THINK
分析した結果から、課題を整理し、解決策を考える。
以下のような解決策を列挙する手法を教わった。
- できる限り具体的なペルソナを用意する
- [Current]ペルソナの現時点で見えている課題を列挙する。
- [Future]ペルソナがなりたい理想的な状況を列挙する。
- [Barrier]ペルソナが理想的な状況になるための障害となる事項を列挙する。
- [Solution]Barrierで挙げた課題を解決する方法を列挙する。
DO
検討した解決策を実際に見える・触れられる形としてプロトタイプを作成にする。
プロトタイプ作成の注意点として、完成形への近さを目的とするのではなく、
「こんなものが欲しかったよね」という共感を引き出すことを目的とすべき、
というものがあった。
クロージング
各ワークショップでの成果をグループごとにLT形式で発表した。
自グループでは自分が発表したけど、なかなか発表がうまくいかないことが反省点。
おまけ
二次会に参加するまで時間があったので、
ぐるぐるDDDワークショップ担当の原田さん(@haradakiro)によるミニワークショップがあった。
10人ぐらいのグループで名前の50音順にボールを手渡しするゲーム。
その途中で「背の順に回すボール」と「誕生日順に回すボール」が同時に追加されて、
グループ全員てんてこ舞いになった。
マルチタスクの難しさ、効率の悪さを理解するワークとして、
とても共感しやすく、面白かった。
終わりに
ワークショップが多く、とてもためになる一日だった。
デザインシンキングはもっと学びどころがありそうなので、
後で調べてみようかと思います。