仕事に向いている、ということ

一緒に仕事をしている人の中には、
本来求められる成果物とはまったく違うものを上げる人がいたりします。
雑な言葉を使うと“仕事ができない人”のことです。

そういった人を見て“仕事に向いている”ことについて考えたので、
自分が思ったことをまとめてみました。


人はそれぞれ得意なことや苦手なことがあって、
それが今の仕事とマッチしていない場合はもちろんあります。
いわゆる仕事に“適性”があるかどうかで、
仕事を効率よくこなせるかどうかは変わってきます。

“仕事ができない人”が
自分に対して「この仕事に向いていない」というのは、
ネット上を探せばわんさか出てくる話です。
大体にして「この仕事に適性がないから、仕事ができない」ことを
指しているように思います。


ただ、自分がこういった人たちに対して思うことは、
どれだけ仕事について興味、関心を持っているのだろうか、ということです。
つまり「仕事に“意識が”向いているか」についてです。

“仕事ができない人”は仕事の価値や意義、先にいるお客様に対して
意識が向いていないことが多いです。
なので、自分のやりたいこと/できることを優先して仕事をすることで、
本来求められる成果物とはずれたものを作ってしまうのでしょう。

仕事に意識が向いていれば、
どれだけ成果の価値を高められるかは、
技術や経験などの“適性”の部分が関わってきます。
ただし、仕事に意識が向いていなければ、
成果の価値があるかないかの次元の話になってしまうのかな、
と考えています。


せめて一緒に働く人には
“仕事に意識を向けてほしい”と思っております。
そんなに難しい話じゃないと思うんだけどなぁ…